au Pay マーケット(au Wowma!)ではJavaScriptは使えない。そう思い込んでいませんか?
それは間違いです!
実はau Pay マーケット(au Wowma!)のスマホ商品ページでJavaScriptを使うことができるんです。
本記事では裏技の使い方に加え、使い方の一例として「日時指定で表示/非表示を切り替える」方法を紹介します。
裏技の使い方
裏技を使うための手順
- JSファイルを作成
- JSファイルをau PAY マーケット Plusにアップロード
- Wow! managerの商品ページ編集画面を開く
- 「SP用商品説明」に裏技用のimgタグを記述する
裏技を使ってau PAY マーケット Plus(Wowma! Plus)のJSファイルを読み込みます。
使用するのは下のimgタグだけ!
<img style="display:none;" src="画像のURL" ="="onload=jQuery.getScript('https://plus.wowma.jp/user/会員番号/plus/js/xxx.js(読み込みたいJSファイルのURL)')>
ここがポイント!
src="画像URL"
の直後、全角スペースに続けて="="onload
を記述することでJSファイルの読み込みができます。半角スペースではダメです。
正:src="画像URL" ="="onload
誤:src="画像URL" ="="onload
画像URL
style="display:none;"
を指定しているため画像は表示されません。何の画像でもOKです。src=""
に画像URLを入力します。
透明で軽量なスペーサーGIFを使うのも一つの手です。
スペーサーGIFとは?
スペーサーGIFとは、縦横1pxの透明なGIF画像のこと。
画像編集ソフトがあればすぐ作成できますが、下のダウンロードボタンを押して入手していただいてもOKです。※圧縮ファイル(zip形式)でダウンロードされますので展開してお使いください。
spacer.gif(39バイト)
読み込ませるJSファイルについて
au PAY マーケット PlusにアップしているJSファイルを読み込ませることができます。
jQuery.getScript('')
にJSファイルのURLを入力してください。
例)jQuery.getScript('https://plus.wowma.jp/user/会員番号/plus/js/sample.js')
複数のJSファイルを読み込むには?
JSファイルを複数読み込むことも可能です。
jQuery.getScript('https://plus.wowma.jp/user/会員番号/plus/js/sample1.js');jQuery.getScript('https://plus.wowma.jp/user/会員番号/plus/js/sample2.js')
ここがポイント!
一つ目のjQuery.getScript('')
のあと、続けて二つ目のjQuery.getScript('')
を記述します。間の「;」セミコロンを忘れずに。
サンプル:日時指定で表示/非表示を切り替える
裏技の使い方例としてサンプルを一つ紹介。
日時指定で要素の表示/非表示を切り替えるスクリプトです。
view_timer.js
$(document).ready(function() {
$(".view_timer").each(function(t, a) {
var e = $(this).attr("data-start-date")
, i = $(this).attr("data-end-date")
, n = new Date;
e = e ? new Date(e) : n,
i && (i = new Date(i)),
e <= n && (!i || n <= i) ? $(this).show() : $(this).hide()
})
});
SP用商品説明
<img style="display:none;" src="画像のURL" ="="onload=jQuery.getScript('https://www.rakuten.ne.jp/gold/店舗ID/js/view_timer.js')>
<!-- 2020年6月1日 10:00以降に表示する -->
<span class="view_timer" data-start-date="2020/6/1 10:00">ここに内容</span>
<!-- 2030年6月1日 9:59まで表示する -->
<span class="view_timer" data-end-date="2030/6/1 9:59">ここに内容</span>
<!-- 2020年6月1日 10:00~2030年6月1日 9:59の間は表示する -->
<span class="view_timer" data-start-date="2020/6/1 10:00" data-end-date="2030/6/1 9:59">ここに内容</span>
使い方
- 表示/非表示を切り替えたい要素をspanタグで囲む
- spanタグに
class="view_timer"
を付与する data-start-date="yyyy/MM/dd HH:mm"
、data-end-date="yyyy/MM/dd HH:mm"
で日時を指定する
まとめ:au PAY マーケットのスマホ商品ページでJavaScriptを使おう
- au PAY マーケットのスマホ商品ページでJavaScriptが使える
- 使うのはimgタグだけ
- 複数のJSファイルを読み込める
サンプルで紹介したようにスマホ商品ページで実装したい事柄がある場合はどうぞ参考にしてください。
本記事の方法はau PAY マーケット非公式のテクニックです。使用の際は自己責任でお願いします。
なお、au PAY マーケットの仕様変更により突然使えなくなる可能性があります。ご注意ください。
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