楽天、ヤフーショッピングのクーポン発行時に気をつけたいポイントまとめ

楽天、ヤフークーポン発行の 注意点まとめ

楽天、ヤフーショッピング、au Pay マーケット、いずれのECモールにもクーポン発行機能が備わっていますが、皆さんはどのような点に気をつけてクーポンを発行していますか?

あまり気にかけていなかったという方は気をつけた方がいいかもしれません。クーポンの発行をミスることでお客様に面倒を掛けたり、思わぬ損失を出すこともあります。

クーポンの値引き額を間違えたために店舗が一時休店になるというのは珍しいことではありません。

僕は3モールのクーポン発行業務を行っています。自分が日頃気をつけているクーポン発行の注意点をモール別に解説します。

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楽天市場のラ・クーポン

楽天は有効期間の「開始日時」が最短1時間後から最長30日後までです。登録してすぐ配布とはいかないため、発行すると決めたら早めに行うと良いです。

また、“分”まで設定できる有効期限も気をつけるべきポイントです。設定できる箇所が多いとそれだけ忘れたり間違える可能性が高くなります。

そして、全てのモールに言えることですが、複製する際の値引き額、数量設定も間違えないように注意です!

総合的には他モールと比べてクーポン発行手続きにクセがなく使いやすい、という印象です。

ヤフーショッピングのショッピングクーポン

ヤフーショッピング(PayPayモール)の注意点はクーポンの利用開始・終了日時と対象商品の設定方法です。

まずはクーポンの利用開始・終了日時ですが、楽天と違い”分”まで指定することができません。例えば2月20日23:59に終了させる、ということはできないため2月21日0時に設定する必要があります。

逆に最短1時間以内からクーポンを発行できるのは魅力です。クーポンの更新を忘れていたという場合でもすぐに発行してお客様に利用していただけます。

次に気をつけたいのが対象商品の設定です。

商品番号と商品タグは間違えやすいので注意しましょう。商品番号を指定するつもりが商品タグの欄に入力してしまっていた…というミスはよく起こります。

また、商品タグ欄に商品番号を入力してもエラーが出ることはないため、そのままクーポンが登録できてしまいます。

ミスが発覚しにくいため、チェックを欠かさないようにすることはもちろん、他人のチェックも受けましょう。クーポン一覧のクーポン種別が商品タグになっていないか?クーポン獲得後ページに正しい対象商品が表示されているか?がチェックポイントです。

本記事で紹介するモールクーポンの中で唯一カテゴリを選択項目としていることも特徴です。

au Pay マーケットのクーポン

au Pay マーケットのクーポンは配布期間と利用期間を別々に設定する必要があります。ですので、配布期間は正しく設定したが利用期間を間違えた、ということが起こりえます。実経験を例に出すと、配布期間に対して利用期間を極端に短く設定してしまい、「クーポンが利用できなかった」というクレームを受けたことがありました。

また、配布開始日時が最短で1時間以降からのため、時間によっては配布まで1時間近く待つ必要があります。発行すると決めたら早めに行いましょう。

その他にも、対象商品を指定、または除外する場合の利用期間が最長で14日間(登録日から14日以内、1ヶ月先まで利用できるクーポンは発行できません)。

2個、3個などの複数個対象のクーポンの場合の値引き額は1個あたりの値引き額ではなく対象個数に沿った値引き額を入力する。例)2個で500円引きクーポンの場合は「500円」が正しく、「250円」は誤り。※楽天とヤフーは1個あたりの値引き額「250円」が正しいので混同しないように注意!

期間を59分まで設定できることは良いのですが、クーポンを複製した際に毎回クーポン画像を設定し直さなければならないところは要改善です。

まとめ:クーポンの発行は細心の注意を払って行う

モール共通で同じ内容、期間のクーポンを発行する場合は特に注意が必要です。クーポンの発行方法はモールによって異なるためです。クーポンの発行はモール別の特徴と注意点を把握し、細心の注意を払って行いましょう。

クーポン発行の気をつけるべきポイントまとめ
  • 楽天は有効期限の“分”に気をつける。
  • ヤフーショッピングの利用開始・終了日時は“分”の設定ができない。他モールと同期間で発行する場合は特に気をつける。
  • au Pay マーケットには配布期間と利用期間がある。両期間の設定に気をつける。
  • モール共通の注意点は複製時の値引き額・個数条件などの内容変更!

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