楽天市場のページを作成する皆さん、アプリ対応はしていますか?
スマホ利用者の楽天アプリ使用率は年々増加しています。それに伴い楽天のアプリ対応も重要になってきています。
今回は楽天のアプリ対応についてお話します。
楽天アプリの利用が増えている理由
当記事を読んでいただいている方はご存知と思いますが、楽天市場のアプリから購入した場合のみポイント+1倍になります。
つまりスマホブラウザからの購入ではこのポイント+1倍の恩恵は受けられないのです。
アプリとスマホブラウザのページの違い
アプリとスマホブラウザそれぞれのページの違いとして決定的なのがRMSの「商品ページ 共通パーツ設定」が読み込まれないことです。
つまり各ショップの色(個性)を出すために必要なHTMLやCSS、Javascriptが読み込まれません。
具体的なアプリ対応策
アプリとブラウザとの違いを踏まえてアプリ対応をしましょう。
外部CSS、Javascriptに頼らない
共通パーツ設定のCSS、Javascriptを読み込むことができないアプリでは、外部CSS、Javascriptに頼らないページ作りが必要です。
「頼らない」というのは「使わない」ということではなく、「アプリで表示崩れがおきないように外部CSS、Javascriptを使う」ということです。
共通バナーを充実させる
アプリは各店舗間の差異がなくなり、統一されたデザインになります。
そんな中にあって、ページ下に表示される共通バナー(大)と(小)はアプリでも表示される貴重な広告スペースです。

例)モダンデコ
共通バナーにショップの独自セールやイベントのバナーを設置すると、ショップ内での滞在時間が伸びる、回遊性が高まる効果があります。バナーを設置しないのはもったいないです。せっかく用意されている箇所ですのでしっかりと利用しましょう。
また、共通バナー小にショップのカテゴリバナーを設置しているショップが多いですが、ここにショップ発行のクーポンバナーを設置することで、自店舗購入の機会を増やす効果があります。
注意点としては、前頁で説明した外部CSSを使った共通バナーのカスタマイズが挙げられます。
共通バナーのサイズは外部CSSを使うことで変更できますが、アプリでは外部CSSが読み込まれないため、バナーが潰れたように表示されてしまいます。そのまま放置するとユーザーのページ離脱に繋がる恐れがあります。
共通バナーはサイズ変更せずにデフォルトのまま利用する
商品ページに広告スペースを設ける
アプリには前項で紹介した共通バナーしか公式に用意された広告スペースがありません。
そのため、ショップの宣伝効果を高めようと思うと商品ページの商品説明文内に広告枠を設ける必要があります。

例)モダンデコ
注意点としては、iframeのデザインやサイズを指定する際に、外部CSSではなくインラインスタイルで指定する、ということです。
まとめ
ブラウザよりアプリでの対応策を重視することが重要です。
対応策をまとめると、
- 外部CSS、Javascriptに頼らない
- 共通バナーを充実させる
- 商品ページに広告スペースを設ける
商品画像ガイドラインが制定され楽天ブランドへの統一化が図られている現在、ブラウザ版も同様にショップ間の差異が小さくなり、統一化されていくと考えられます。
アプリ対応は今後売り上げを伸ばす上で間違いなく必須事項です。早めに対応していきましょう。
それでは今回はこのへんで。
コメント